大正~昭和初期 稀少な菊爪留め アンティーク ダイヤモンド リング 指輪
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大正~昭和初期 稀少な菊爪留め アンティーク ダイヤモンドリング
このたびご紹介するのは、日本のジュエリー史におけるロマンと技術が詰まった、大正時代から昭和初期に作られたと推定される稀少なアンティークダイヤモンドリングです。一世紀近い時を超えて受け継がれた輝きを、ぜひお手元でお楽しみください。
まず目を奪われるのは、中央のダイヤモンドを美しく取り囲む「菊爪留め(きくつめどめ)」と呼ばれる特別な石座のデザインです。花弁のように繊細な地金でダイヤモンドをホールドするこのスタイルは、単なる爪留めとは一線を画す、非常に華やかな意匠です。多数の面を持つ花弁状の地金一つ一つが光を反射するため、中心のダイヤモンドを実際よりも大きく、全体をキラキラと輝かせる効果を生み出しています。
この菊爪留めのデザインのルーツは、さらに遡ったイギリスのヴィクトリア時代後期に流行した「バターカップ(きんぽうげ)」と呼ばれる花をモチーフにしたセッティングだと言われています。その西洋のデザインが明治時代後半に日本へと伝わり、やがて日本の国花である菊の美意識と融合し、独自の発展を遂げたのがこの和製アンティークジュエリーとしての「菊爪留め」です。西洋の流行を取り入れつつ、日本の職人が繊細な技術と感性で昇華させた、まさに歴史的な価値を持つ稀有なスタイルと言えます。
中央にセッティングされたダイヤモンドは、現代の鋭い輝きとは異なり、ファセットが大きくカットされたオールドヨーロピアンカットに近い、アンティークならではの奥深い煌めきを湛えています。この落ち着いた、どこかノスタルジックな輝きこそが、現代のジュエリーにはない、大正ロマンを感じさせる最大の魅力です。プラチナの地金に映えるその佇まいは、指元に本物の歴史と物語を添えてくれます。
単なる装飾品ではなく、日本の宝飾文化の移り変わりを静かに物語る美術品としての価値も兼ね備えた逸品です。古き良き時代の職人の魂が込められたこのリングを身につけることは、唯一無二の贅沢となるでしょう。歴史と美を愛するすべての方に自信を持ってお勧めいたします。
インスタグラムでも動画をアップしておりますので、ぜひこちらも合わせてご覧ください。
https://www.instagram.com/reel/DQTFbRgD--3/?utm_source=ig_web_copy_link&igsh=MzRlODBiNWFlZA==
【刻印】
・ pt
※ダイヤモンドの刻印はありませんが、推定0.8ctほどと思われます
【重さ】
・ 約2.9g
【指輪サイズ】
・ 約9号
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レビュー
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